2009年9月1日火曜日

日本を渇望するモロク神

★来客時間★

彼らがやってくるまでは、私の一日は順調だった。最初にモントリオール市場の情報筋が24時間営業のディスコの駐車場で夜の長時間労働を終えてからやってくる。職場を離れて運動不足解消のためにやっているだけだと自分では言っている。何かまとまりのないことをブツブツ言っている。
「株式市場は詐欺だ。そうじゃないとGMが破産するはずがない。短期的には80%が全資金を失うだろう。長期的には全部の会社が倒産する。マーケット・プレーヤーとして生き残れる20%は元本が戻ってくればラッキーだと思わなきゃ。年金のために株で貯金しようなんて考えるのはキチガイだ」
彼はあまり機嫌が良くないみたいだ。少し休養すれば、投資信託を売っていた昔の彼に戻るだろう。突然、情報筋が活気ついてシャキっとした。

半透明の布の擦れる音に、シャネルの5番のかすかな香り、これはカザバジュアのエマの登場のお知らせだ。ここではロコロラの名前で有名だ。情報筋は逃げ場を探すようにコソコソと動いている。もう遅いよ。ロコロラとはカスティリアの女王フアナにつけられた意地悪いあだ名だ。彼女は1555年にバチカンに無理を言って、強引に史上初の女イエズス会士になった。深いトランス状態のチャネリングで、エマはロコと通信し、ロコの人格が乗り移る。情報筋は「単なる精神病じゃないか?」と言った。情報筋は疲れすぎて幻覚を見ているだけだと、私がロコに謝った。

進入路に轟音がした。1949年式ハーレー61、タンクシフト、磨耗したタイヤ、自殺型クラッチ、あらゆる面で安全基準に違反したマシンにまたがったデューティー・ファースト伍長の登場だ。彼の日課だが、ニューメキシコ州トゥルース・オア・コンシクエンシーズ(嘘をついたら殺す)市の南、ロッキー山脈に沿って走ってきたばかりだ。何か映像が見えたので報告したいそうだ。聖母マリアに会ったという話ではないかと私は身構えた。彼はそんなのじゃない、事実無根で、30年間米陸軍で世界中で仕事をしてきたベテランへの敬意がないと言う。

「日本が大事だ」と彼は大声で叫ぶ。ワープ級の速度で風を切って2000マイル走行しきた後なので、耳の調子が元に戻るまでにしばらくかかるみたいだ。皆、無視している。すると再び伍長が叫ぶ。「BIZWOGは死にもの狂いだ」まだ叫んでいる。(なじみのない読者のために、BIZWOGとはイギリスこそがイスラエルの正統というシオニストによる世界支配の政府である。ブッシュ・ブレア・ネオコン集団が新世界秩序として発表した)善良なC・モア・ブックス教授によると、BIZWOGは、永遠なる政府債務・利子マネー・株式詐欺金融・あらゆる公害の根源の神モロクの使徒である。ありがたいことに教授は今日は来ていない。

おっと、安心するのが早かった。BIZWOGなどと伍長の奴が叫ぶから善良な教授が昼寝から目を覚ましたようだ。学界では軽視されているが、宗教・金融・政治・それに超常現象に精通していると自称している教授は、マネーの神モロクは、ときどきBIZWOGのような秘密の同盟と政治団体を使って地球惑星に権力を行使すると書いている。

最近、教授は、地元の「田舎者と有色人種」の聖ローラー・カトリック教会の試験興行で助祭(ペテン)役を演じるパートの仕事をしている。だいぶ年を取ってきたので、精神的基盤を固め始めるのも良いことだと思っている。伍長は高い声でわめき続けている。トゥルース・オア・コンシクエンシーズで見た映像は、資本の蓄積によって金融が繁栄と企業活動を生み出す基盤になるという概念を否定するものだと言っている。映像によるとそれは反対で、信用がローンを創造し、ローンがマネーとなって資本を創造することになる。1930年代のドイツと日本を見るがよい。何かまだ言いたそうだったが、ノドを痛めたようで途中で話ができなくなってしまった。

このタイミングを捉えて教授が講義を始めた。モロクは、マネーの神にピッタリだ。赦すことを知らないからである。それは、マネーが世界の支配権力の道具として存続するためには不可欠な性質である。(『地球を滅ぼす人類最後の宗教マネー/金融システムの闇の超起源』を読むべきだと彼は言う)BIZWOGは、モロクの道具となる帝国の最新形態であるが、どうやら彼らの日々は終わったようだ。人々が神の期待を裏切り、帝国が滅びるという伝統的なパターンではなく、モロクの場合は逆になる。人々がマネーを裏切るとき、モロクは人々を捨てる。2008年の信用大崩壊は、人々がマネーを裏切ったのである。マネーの本質は信用である。資産担保証券やデリバティブの嘘は、モロク神を陵辱し、崇高なるモロク神はBIZWOGを信頼しなくなった、と教授はガンガンと話す。モロクは避難場所と新たな搾取の相手を探しており、日本が有望だ。モロクは確認リストでチェックしていると教授は言う。


★目標、日本★

教授は、そのチェックリストを要約したと言う。モロクが日本に住み付くための条件は、
1)第二次世界大戦以来の伝統的な金融政策と財政政策の調和を壊すこと。
2)高い債券金利を支払うために、低い税率に隠された潜在的に巨大な収入を搾取すること。モロクが計算したところでは利率は十倍は上がる余力がある。
3)低賃金への圧力となるよう、もっと移民流入が必要である。
4)国有企業や資産の売却は、国際投資家に何十億もの債券の売却をもたらす可能性がある。
5)地方の銀行と企業を強制的に国際市場金融に組み入れること。日本の融資利率を引き上げることで促進できるだろう。
6)日本の地方企業に外国人経営者を入れるように仕向けること。
7)日本政府と企業の特殊な関係を断ち切ること。
8)女性を労働力に駆り立てること。これで独身・離婚世帯を増やすことができる。
モロクの願望と期待を一気にまとめた教授は息を切らしている。このシナリオの場合、御用済みになったBIZWOGの役割が不明確である。また、先日の日本の選挙結果にも触れていない。

★再び2012年★

ロコロラは、岩の底を初めて見たような顔で、ペラペラしゃべる教授を観察している。この二人は、どう考えても相性が悪い。特に、ロコロラが深いトランスのチャネリングで話したことが、教授の本で得た知識と短絡したときが問題だ。ロコは、2012年の結末とモスクワが第三のローマだという伝説に教授が触れていないことに気付いた。ロコは教授が主張しているBIZWOGをあまり信じていない。モロクはずっと巧妙であり、秘教の言葉でエグレゴル(集団意識)と言われるようなものを簡単に利用しているのだろうと考えている。教授はロコの思考を読み取って挑戦した。「2012年はどうなんだ?」と教授は怒鳴った。ロコはムッとして立ち上がり、天使の微笑でささやいた。
「神の言葉の時代が終わる」
我々は一斉にロコに叫んだ。「どの神? 何の言葉?」
ロコはDで始まる言葉を残して去ったような気がする。きっとドルだろう、そうに違いない。

(ブログ・書籍の読者の皆様へ)どうぞYouTubeに掲載している私のビデオを見てください。また、FaceBookやLinkedinで交流しましょう。他の読者や登場人物のために、皆さんの意見やコメントは貴重です。ありがとう。R・D・ウィリング

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2009年8月2日日曜日

しほん主義はしぼんだ?

★マネーの戦い?★

霊的な戦いの日が未来にやってくることは、宗教諸派も人々もひろく認めている。彼らの神は、他の神に対抗して頑張らないといけないことになる。そこで問題点。彼らは、宇宙の戦いがマネーという形で現れ、その影響を受けていることを現時点で認めていない。まして、巨大な戦いのイデオロギーが、三つ巴の経済システムとなって地上にリアルタイムに反映されていることは認めない。市場に現れた戦いは、週を追うごとに激化する。

金銭的な利益追求と市場の力の結果として、人々の幸福・自然との調和に善がもたらされるという資本主義の勢力がある。それに挑戦したのが、ソビエト(会議体)に全権力を集中させ、生産手段を管理することによって人々に幸福を実現するという共産主義だった。そしてこの両方に対し、資本も市場も生産手段も、人々の要望と自然との調和に従属すべきであるというイデオロギーが挑戦した。このシステムは一般に、非難の意をこめて国家社会主義(ナチズム)とかファシズムと呼ばれている。人によっては、シオニズムという言葉も当てはまるだろう。

語られていない真実であるが、現在進行中の大規模な信用破綻は、実は、遠い昔から予期されていた資本主義とその市場勢力の崩壊である。その証拠がゼロに近い金利水準である(利率や割引率なくして資本主義はありえないことがヒント)。政府資金を直接注入して人工的に投資指標を良くみせるのを、金融ボルシェビキ主義(暴力主義)と言い、これは特に米国とイギリスで発達している。どれほどひどい法律違反をして資金を注入し、企業を救済したり経済指標を支えてきたかが(資本主義破綻の)決定的な証拠になっている。

テレビのおしゃべりでは、これはいつもの景気の循環に過ぎないと、法律破りの金融操作をもっともらしく必死に説明している、とモントリオール市場の情報筋が言う。彼は我々の金融アドバイザーであるが、夜勤の駐車場係をしている。「少しは働かないと身体がなまるからね」と言う。過去70年の戦争とグローバル市場を丸ごと正当化する人にとっては、現代アングロサクソン株式市場資本主義が管理する市場が崩壊するはずがないのだと、彼は言う。えーっ、キャー! ではどうしたら良いのだ? 誰かまともな経済理論を持っていないのか?

運よく、偉大なウィ・リングがやって来た。モーゲン・ディルド(皮切りチン)を監視する任務を負った秘密諜報員であり、「アトランタ白人(特に赤ら顔の白人)貧困化センター」の最高責任者をしている変な中国人だ。人権マニアを利用して米国転覆を隠匿するモーゲン・ディルドに意気消沈していた偉大なウィ・リングは、経済のことを聞こうとしてモントリオールにやってきたのだ。彼は、近々行われる日本の選挙の話を仕入れてきた。


★勝利の望み★

資本主義は必死だ。それを見破られる前に、競合する経済理論を破壊したがっている、とウィ・リングは含み笑いを浮かべて話す。笑っているが、何を考えているのか分からない。そして、ウォール街とロンドン・シティのモロク陣営は怯えている(マネー教の神、モロクについては『地球を滅ぼす人類最後の宗教、マネー』を読んでいただきたい)と言う。どうやら、日本にまともな経済モデルが存在することに、突然気付いたようである。ゼロ水準の国債金利、ロビイストの買収から隔離された政府省庁、農家を支援して食べ物の品質を守るといった成功要因は、今、「変わらないといけない」ものとして破綻したモロク軍団の攻撃目標となっている。国民の良い生活のためには国の借金は良くないという発想は、もがき苦しんでいるモロク軍団にとって脅威である、と変な中国人のウィ・リングはにたりと笑う。モロクの寄生虫たちは、日本の債務の金利を高く維持することが日本の「信頼性」を改善すると提案している。彼らが本当に何を言いたいのかというと、基軸通貨としての米ドルが消滅するので、必死に代わりの通貨を探しているのだ。第二次世界大戦以来、彼らはアメリカを漁り尽くしてきたきたが、それと同じように搾取できる国を見つけようとしているのだ、と高笑いしながらウィ・リングは吠える。いったい彼はどこでこんな情報を仕入れてきたのだろうか?

★遅刻してきたロコ・ロラ(8月3日追加)★

この女にはもう我慢の限界だ。気まぐれにあちこち出歩いていたから定刻に来れなかっただと? 私は精一杯に威厳を保った声でロコに言い聞かせた。ロコは身体を半分あっちに向け、何とも言えない肩越しのスマイルで、何か「ケ」で始まり「穴」で終わる言葉のように聞こえるものを発した。このブログを準備する私の責任に対して微塵も敬意を払おうとしない。

ロコは私の机に椅子を移動して私のすぐそばに座った。開いていた窓から入ってきたそよ風で、ロコのウェイブした長い髪が数本、私の顔にかかった。ロコの雰囲気からして、深いトランスに入って1555年のバチカンで初の女イエズス会士になったカスティリアの女王フアナにチャネリングしていたに違いないと思ったが、「違うわよ。最初の男イエズス会士、ブラザーのザビエルと話してたのよ」と否定した。
「アメリカ政治について話してたのよ。今年の12月までに女の大統領が誕生するって知ってた?」とロコは続ける。「黒ゴマは違法でしょ、だって米国籍を持ってないから。そしたらジョー・バイデン(副大統領)は大統領職をパスするでしょ。そしたら誰が残る?」
ロコは陰謀の深層を知る者だけに許された笑みを浮かべた。私は、口に絡み付いていたロコの髪を振り払いながらよろめいて立ち上がると、思わず「ケ」で始まり「穴」で終わる言葉とともに「ここから出て行け!」と叫んでいた。
隣の部屋にいたロコのメイン愛人、カザバジュアのウィラードが「奴に出て行ってもらえ、クソ!」と叫んでいた。

広い宇宙の中で人生には様々な試練が降りかかってくるものである。特にロコ・ロラに関わっていると。

8月のブログが彼女のせいで遅れたことをお詫びする。

By R.D.Willing
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2009年7月1日水曜日

ムショ暮らしで箔をつける男

★バーニーの代理逮捕★

ギャングの一団を守るために一人だけ罪をかぶって刑務所に行かねばならないときがある。仲間の犯罪について口を割らないで通すことができれば英雄扱いだ。箔が付いたなんて言う。その男が全部の罪を背負い、他のメンバーは訴追を免れることができる。

今後出現するはずの多くの身代わり人たちにとって、ウォール街を支えるモロク陰謀団のために犠牲になるバーニー(バーナード・マドフ)は模範になる、とデューティー・ファースト伍長は語る。伍長は、バイクに跨ってニューメキシコ州トゥルース・オア・コンシクエンシーズ市の南側をロッキー山脈沿いに走ってきたばかりだ。(モロクとは、尽きることのない債務、利子マネー、株式市場詐欺の神である。詳しくは『地球を滅ぼす人類最後の宗教、マネー』の本を読んでいただきたい)

米国の店頭株式市場(NASDAQ)は、ニクソン政権のホワイトハウスで親密だったザーブ(Zarb、元NASDAQ会長)-ソーヒル(Sawhill、ニクソン政権のエネルギー担当)-テキサス州鉄道委員会の陰謀団を起源とするワシントンの内部関係者が生み出したものだったことを伍長の話で思い出した。彼らは、「油断ならないディック(ニクソン大統領)」が1983年までに無料のエネルギーを実現するというバカげた考えを持っていたことや、アメリカ人の所得を保証する計画やFRSを管理下に置くといった恐ろしい単純発想をすることに気を揉んでいた。

バーニーを長らく社長の座に据えていたNASDAQ陰謀団は、バーニーが犠牲役にピッタリだということに気付いたようである。バーニーは全社会を騙してマネーを株式に注入させることができただけでなく、万が一詐欺がバレて失敗しても堅く口を閉ざすことができた。NASDAQのそもそもの成り立ちに加え、政府機関や大統領と連携して保護された陰謀団であるから、規制当局や審査機関によって問題が明らかになるとは思えなかった。そして、その通り何も問題なかった。

バーニーとNASDAQのギャングは、インディアン居留地にカジノという素晴らしいアイデアを始め、あらゆるレベルで政府を実効的に支配した、と伍長は断言する。国連の決議さえあれば、インディアン居留地は国連軍によって国境が警備される独立国として宣言することがすぐにも可能であり、米国もカナダ政府も干渉することはできない。バーニーの相棒であるジャック・アブラモフは米国の内務省をイスラエルの州のように扱っていると伍長は言う。(ジャックはインディアン部族絡みの詐欺でいくつもの重罪に問われている)

伍長は反ユダヤ思想に陥っているのではないかと、我々はさりげなく指摘した。伍長はのけぞって我々を単細胞だと罵倒した。わからないかね? 米国の連邦政府全体がKDQNという頭文字で表されるネットワークによって運営されているのだ、と伍長は怒鳴る。伍長がNで始まる言葉を本当に口にしたのには参った。伍長の考えでは、米国政府とは、ユダヤ人(Kikes)、レズ(Dikes)、ゲイ(Queers)、そしてNのネットワークである。40年も軍隊に勤務し、政治的公正の教育を受けてきた伍長がこんな考えを持つとはあまりにも衝撃的で、信じられない。

伍長が提起した問題を最も適切に処理してくれるのはツクトヤクツクのエメットだろう。彼はあらゆる既知の暗号と電気回路を解読する達人である。彼は、世界一流の霊媒で深いトランス状態でチャネリングし、遠隔透視する能力を持つウィルマとも親しい。エメットは、カジノを始めあらゆる地点をつなぐ通信トラフィックに精通しているが、外国との特別なつながりについては黙秘している。そんなことは余計なお世話だと彼は言う。エメットはきっとスパイ契約を結んでいるに違いない。おそらく同じ情報を沢山の競合する諜報機関に売っているのだろう。それに比べてウィルマはおしゃべりだ。彼女が言うには、過去20年の間、モサドは北米のインディアン居留地を這いずり回っているそうだ。ジャック・アブラモフも身代わり逮捕の一人だと考えた方がいいわね、とウィルマは深いトランスで得た直感に基づいて忍び笑いを浮かべながら話す。

当て付け、断言、当てずっぽう、中傷といった言葉でさえ、この三人の情報源から得た情報を評価するには穏当すぎる表現である。仏陀の思想が頭に浮かぶ。
「生は苦なり」
黒ゴマのホワイトハウスの管理下で活動する二人組のイスラエル人に残された可能性について想いが湧き上がるのを何とか抑えた。こわっ!

マーケットやマネーを研究する者にとっては、モロクの資本主義の世紀が予期された通りの終焉を迎えているのは比較的自明なことである。バーニーは最初から運命つけられていた。他の連中と同様、バーニーは長生きし過ぎただけだ。「政府債務・株式市場・金利に支配されたシステムは百年間は機能するだろう。その後、破綻する」ノーベル賞を受賞したフレドリック・ソディーは1923年に言った。ありがとう、ソディー。それで、我々は今からどうしたらいい?

★気色悪い強制収容所★

開きっぱなしになっていた扉から声が聞こえてきた。C・モア・ブックス教授がいつもの唸り声で説教しているのが聞こえる。最近の「信用崩壊」のようにモロク神の期待を裏切ることをすれば、モロクは人間を見捨てると、誰かに向かって話している。そしてモロクは別の人間に乗り換える。モロクは許すことを知らない神である。モロクは嫉妬深く、復讐心に燃えた神であると、全知の教授は怒鳴る。教授は私の本から引用したものをまるで知っているかのように話している。教授に何とも驚くべき質問をしたのが聞こえた。

カザバジュアのエマは、深いトランス状態で遠隔透視する霊媒であり、ツクトヤクツクのウィルマの代役である。数え切れないほどのミサを挙行し、無数のロザリオの祈りを捧げてきた男、ウィラードと親しい。ウィラードは物心ついてからというもの、全人生をナチスの戦争犯罪人を探し出すための警戒に費やしてきた。今までのところ成果なしだ。ウィラードは強制収容所と第二次世界大戦のことを会話に挿むことが多い。

バチカン第二公会議以来、カトリックのイメージから十字架のはりつけのような気味の悪いものを消してきたのは何か意味があるのか、そして、これは1960年代のホロコースト神話の創造と何か関係しているのかと、ウィラードは教授に質問したようだ。ウィラードは、十字架のはりつけという一人の人間にかかわる気味悪い話が、第二次世界大戦のホロコースト神話という集団での気味悪い話に入れ替わったことを発見して興奮気味だ。この入れ替えは、ケネディ大統領の暗殺と第二バチカン公会議が閉幕した直後に行われているのであるから尚更興味をそそられる。教授は自信たっぷりだ。彼は宗教とマネーと宇宙人については何でも知っている、と自分で言っている。

大変すばらしい着眼点だと教授はほめる。教授の答えは漠然としていて完結していない。教授は第二バチカン公会議のことを何やらムニャムニャと語り、未だに会議の意義は明らかになっていないが当代の大革命であったなどと言っている。西洋人の頭脳のある部分は、気味の悪いものに騙されやすく、操られやすい。6百万という数字はオカルト的な重要性があり、それは出エジプトのときの選ばれた完全な民にまで遡るものだと教授は言う。出エジプトの父殺しも非常に大事であると言う。おい、誰か! この男に褒美をやってくれ。

やっと教授はいつもの調子を取り戻した。気色悪いものによって思考をかき乱すことにより、モロク神は過去一世紀を支配することができた。ユダヤ・キリスト教と聖書の諸宗教という日常的な文化に身を潜め、モロクは恒久的な債務と金利によって現される奴隷状態を押し付ける。これは千年の間、続くことが想定されている。しかし、バーニーとその陰謀団は失敗した。今までのところ、誰もモロクの千年王国を築くことができたものはいない。このため、北米には心霊的な(オカルト的と言ってもよい)闘争が存在する。中央銀行・NASDAQ・株式市場陰謀団は、モロク神に見捨てられないように躍起になっている。このドルを基盤とした陰謀団は、モロクの希望に応えることに失敗したことを自覚しているが、米国を強制収容所として完成させることでモロクの許しを乞おうという期待を抱いている。その電子的な強制収容所は、気色悪いことに夢中になるあまり、返済不可能な負債のことを忘れてしまった消費者で満杯である。教授は溜息をつく。

教授が自分自身の熱弁に疲れ、悲嘆に暮れていると、衣擦れの音がしてエマの登場を告げた。ウィラードは、彼の「恋人」であるかのようにエマに声を掛ける。このブログでは以前からロコ・ロラとして有名であるが、ウィラードに迎えられて瞳を輝かせるエマを見るのは何とも喜ばしいことだ。ウィラードはナチスの戦犯探しに全生活を捧げており、外に出て女性と出会う時間などなかったのだ。

By R.D.Willing
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2009年6月18日木曜日

マネーを見張るモロク

★謎のマネーが存在する★

通貨の偽造は重罪だ。当然ながら、偽造通貨が役に立つためには、それに相当する本物の通貨が存在していなければならない。イタリアの税関で捕まった1340億ドルの紙幣と債券も、過去のさまざまな事件で摘発された金額も、実際に通貨として流通しているものであるはずだ。偽造というからには、少なくとも金融の世界でそのような額面のものが本物として通用していなければならない。想像上のマネーであるならば、わざわざ偽造して手渡そうとする意味がない。

巨大な額面の謎の米ドル証書が、不審な人物や団体によって所持され運ばれているといった類の話が、ときどき私のところにやってくる。その殆どは二次的な情報だ。私は金融問題について個人的に接触したり調査することはない。闇の金融についてうかうかと個人的な調査を行ったがために、あまりに多くの人が消えてしまったり、生活や地位を失っている。だから、読者の皆さんにもあまり首を突っ込まない方がいいとアドバイスするが、次の三つについては何らかのコメントをしたいと思う。この三つの事件には、何か重大なことがありそうだ。

最初に、レオ・ウォンタ(Leo Wanta)の妙な話を耳にした。ウィスコンシン州のアメリカ人で、何者かによってソマリアのスイス大使に任命され、以前はカナダ大使も務めたこともある。クリントンのホワイトハウスのビンス・フォスター(Vince Foster)に700億ドル相当の何らかの特別な証券を届けるのに協力したと言っている。更に、最終的にソ連のルーブルを危機に追い込んだ大規模な金融詐欺の罪にも問われている。この詐欺資金がおよそ1.5兆ドル残っており、それがレオがスイスで逮捕されたときに米国財務省に返還しようとしていた金額である。彼はウィスコンシン州の資産税の支払いが滞っていたために摘発された。なんと!彼はウィスコンシンに居住してもないのだ。これだけの情報で誰がこんな話を信じるだろうか。

二番目に、特別な国際取引のために秘密裏に暗号付きの連邦準備券が流通している可能性についてメールを受け取った。私の個人的予想では、米軍を利用したスマート爆弾による恐喝と、インチキのテロの脅威で、もうしばらくは国際金融社会でドルを使い続けてもらえるのではないかと思う。だから、いろいろな種類の連邦準備券を用意する必要はないだろう。もう少し検討の余地があるが。

最後に、ブルームバーグのニュースで、250枚もの米国債券(1340億ドル相当)を運ぼうとした身元不明の二人の日本人がイタリアの税関で差し止めされ捕まったという変な話が流れた。これか! スマート爆弾とテロの効果を過大評価したのは間違いだったか? 詐欺で金を儲けるために国を売るホワイトハウスにCIAの犯罪シンジケートと麻薬資金の話は本当だったのか? ここまで証拠が積み重なってくれば、これはもう、支配者に都合の良いことしか言わないマスコミに対峙する、いわゆる「陰謀論」というべき領域に入り込むべきなのか。

深刻な疑問には回答が必要である。米国政府に質問しても仕方あるまい。いつもの腐敗を通り越して故障している。カルト273という聖書の組織が存在するのか否か、世界は真実を知るべきだろうか? 彼らは中央銀行という姿をしてモロク神に仕え、マネーを動かしているのか? カルト273のことは『地球を滅ぼす人類最後の宗教、マネー』の本の中で、初めて言及されることになった。

いつでも質問すれば答えてくれる善良なC・モア・ブックス教授は、もう一度、本を読み直していた。彼は、マネー、宗教、宇宙人に関する知識には自信を持っている。モロクのマネーシステムである国の債務は言語道断なまでにインチキだと述べたフレドリック・ソディーを引き合いに出して言う。
「約一世紀前、中央銀行方式の負債をベースにしたマネーシステムは、百年先までびくともしないように見えただろうが、今度の百年には崩壊してしまう」
私は教授に、現在の明らかに行き詰っているマネーシステムと交換できるようなマネーシステムについて考えるのだったら、リンカーンのグリーンバックとか、ヒトラーのドイツ帝国銀行が制度化したライヒスマルクの交易システムとか、別のマネーシステムのことも調べたらヒントになるかもと勧めた。いかにも政治的公正に問題がありそうなヒトラーという言葉に面食らった教授は急いで逃げていった。どうでも社会信用論の本を急いで読まなければいけないそうだ。

私のブログとホームページにリンクを置いているYouTubeの動画を研究するように言いたかったのだが。そうしてくれれば、教授の研究に何か役立つものがあるかもしれない。カザバジュアのエマ(このブログではロコ・ロラの名で通っている)は、時間の無駄よと言う。彼女は教授には冷たい。教授のことを「ケ」で始まり「穴」で終わる言葉で罵ったように聞こえた気がする。このブログは国際的なので、言葉遣いに注意するようにロコに言わなければならない。

By R.D.Willing
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2009年5月31日日曜日

マネーを支配するカルト273 : 「終末」計画

デューティー・ファースト伍長には未来の映像が見えていた。どうやら「2012年に神の言葉(聖書)の時代が終わる」とつぶやいているようだ。伍長は、1948年式インディアン・チーフ74にまたがり、ニューメキシコ州トゥルース・オア・コンシクエンシーズ市の南側をロッキー山脈に沿って走ってきたばかりだ。彼が見た映像は、マヤ暦の2012年と聖書とマネーに関するものだ。カザバジュアのエマ(別名ロコ・ロラ、遠隔透視術と霊媒能力を持つ)があきれた表情で目をぱちくりさせる。鉄製のオートバイの上で秘儀的な経験をした伍長の鉄のように頑固な思考は、批判を寄せ付けない。エンジンの熱のせいで道端のペヨーテ(幻覚成分のあるサボテン)がくすぶって、その煙でも吸ったのではなかろうかとエマは思っているが、伍長は疲れ切った様子で居眠りを始めた。

株式市場の話題にモントリオール市場の情報筋が即座に興味を示した。金融とマーケットに関するアドバイザーを自認する彼は、健康のために夜間駐車場の仕事をしているそうだ。夜間、アドバイザーの仕事の客がいないのは、彼の投資哲学に関係しているのだろう。彼によると、株式市場というものは素人向けの神話だ。市場が自律的に修正するなんてバカバカしい。信用(クレジット)が拡大すると予想されれば上昇するし、信用が収縮すると下落する。信用は謎のカルト273がコントロールしている。過去50年間の世界経済は、米ドルが金(ゴールド)と同等の信頼性を持つと人々が思い込むようカルト273が誘導してきたものだ。ドルは、道徳の一形態、倫理的な人格を現すものとして祭り上げられた。いうなれば取引において手に触れることのできる「真実」のシンボルだった。

情報筋が政治の話題に移り、いかにバックフッシュ政権がアメリカ人の「高い見地」のモラルをテロと嘘で裏切り、身内を国家警備隊の兵士として戦争に送るという危険に晒させることで愛国心を操って政権の維持を図ったかについて説明しようとしたとき、C・モア・ブックス教授がやってきた。危険に直面している兵士の家族は、政権の戦争政策を支持するよう実質的に脅迫されている。これは心理学的には、軍の任務をしている身内に万が一悪いことが起きても、強い罪の意識を感じることがないよう予防しているのだと教授も同意する。

教授は、宗教、マネー、心霊分野と地球外生物については深い知識を持っていると自分で言っているが、いまだに隠れた存在であり、学界一般からは無視されている。教授は、情報筋や伍長、ロコのことを本物の情報源としては奇抜すぎると秘かに感じているが、この三人も教授に対して同じ感情を抱いている。違うのは秘かに思わないで、口に出すところだ。ロコは面と向かって「ケ」で始まり「穴」で終わる言葉で教授のことを表現したことが一度ならずある。

教授はカルト273のことを直接知っているという。紀元前700年頃のエジプト脱出の後、モロク神によってレビ族から徴集された273人の原初金融エリートのことを示す聖書の暗号に由来しているという。その集団はモロクの呪文I=PRTと、"e"の秘術を習得した。恒久的政府債務・利子マネー・株式詐欺市場の神にして全ての公害の父であるモロクが、「高利貸し」として人類の意識に入り込んできたのはこの時代だ。この事件は、紀元前539年頃の第二神殿の建設として暗号化されて巧妙に隠匿され、歪曲されて伝えられている。『地球を滅ぼす人類最後の宗教、マネー』を読むべきだと教授は言う。

ロコ・ロラは深いトランスに陥り、彼女の地球外生物仲間とコンタクトを始めた。ロコによると、聖書のミルコム神殿のモロク神の経済霊は、現代の企業となって社会に侵入し、自然と調和した繁栄という当たり前の関係からは発生するはずのない悪事をもたらしていると言う。これはマネーの力を自然と対決する状態にするという絶望的な対決だ。「2012年、神の言葉の時代の終わり」と解読されるべき暗号が意味するのは、聖書の宗教のヴェールを剥ぎ取り、モロク神とその経済霊、金融市場の原動力となっている禁じられた高利貸しの姿を顕わにすることである、とロコは言う。

教授の思考は高速回転した。一般的に言って、宗教の正体が見破られたとき、その宗教は滅びる。見破られたマネーの宗教は時間をかけて消滅していくのか、それとも悲劇的な終焉を迎えるのか? その後はどうなるのか? 理論的には新しいカルトが、知識の蓄積を吸収し、使い込まれてツヤの出た金融詐欺の手品術を受け継いでいくことになる。ちょうどキリスト教が内部崩壊していたローマ帝国の工場、設備、衣装を引き継いだようにだ。マヤ暦の2012年は実は2008年だったので、きっと我々はゆっくりしたプロセスに入っているに違いなかろうと教授は考えている。

目を覚ました伍長が立ち上がるのを我々は見上げた。腕を伸ばしたその姿は、ボサボサ頭にリメークされたアドルフ・ヒットラーだ。「俺の投信はどうなるんだ?」と叫ぶ。ロコは笑っているだけだ。教授とモントリオール市場の情報筋も笑っている。こういうのをブラックユーモアと言うのだろうか。

By R.D.Willing
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2009年5月4日月曜日

「黒ごま」に支配されている赤ら顔のマヌケ白人

★真実の報告★

1948年式インディアン・チーフ74にまたがり、ニューメキシコ州トゥルース・オア・コンシクエンシーズ(正直に答えなければ報いを受ける)市の南側をロッキー山脈に沿いに走ってきたばかりのデューティー・ファースト伍長(米陸軍退役)がニュースを持って来た。彼はオバマ大統領のことを「黒ごま」と呼んでいるが、「嫌な奴」と呼ぶこともある。政治的公正を無視した言動には困惑する。

「労働界の賃金労働者とサラリーマンのマヌケたちもやっと気付いた」伍長は叫ぶ。「経済的な破滅は用意周到に計画されたものだったと」
英連邦ケニア生まれの、イスラム教徒バリー・ソエトロ(Barry Soetoro、オバマの昔の名前)としてインドネシアで教育された白黒混血児が、大統領を気取っている。「新世界秩序」への最終段階で「手先」を演じるのが、ひどくお気に入りのようだ、と伍長は大きな声で怒鳴る。長時間、轟音のバイクに乗っていたせいで耳が遠くなっているのだろう。我々は「マヌケ、黒ゴマ、嫌な奴」という彼の汚い言葉が誰かに聞こえないだろうかとヒヤヒヤしながら、頼むから気を付けてくれと言うのだが、彼は余計に話しを続ける。

「政治的公正なんてものはマインド・コントロールだ。BIZWOGの作った"紀元二千年の教育"基本計画の習慣・行動矯正活動の一環にすぎない。その意図するものは、マネーの価格だけで全てを決めること、それ以外のいかなる差異についても個人の判断を許さないことだ。新世界秩序は消費者を必要としているが、国民は必要としていない。バカ野郎!」伍長は叫ぶ。我々は伍長を無視した。彼に上品さを求めるのは無理だ。

BIZWOGとは、伍長が抱いている不思議な世界観であり、「大英帝国イスラエル・シオニスト世界占領政府」のことだ。この政府が地球を乗っ取ろうとしているという。伍長によると、BIZWOGが崇拝しているのがモロク、永遠に続く政府債務・利子つきマネー・株式詐欺市場の神、あらゆる自然汚染の父である。『地球を滅ぼす人類最後の宗教、マネー』を読めと伍長は言う。

C・モア・ブックス教授は、伍長が言っていることもまんざら捨てたものではないと言う。外国勢力のロビイスト、特にイスラエルとつながった団体が、米国の政策や人事をコントロールしていることは、極めて明瞭である。BIZWOGが、中世のカリフを真似た方法でアメリカを支配しているという発想は、十分に成り立ちうるものだと教授は言う。カリフの手法というのは、明らかに異質で目立つ少数派を使う。彼らを政府の要職に配置し、蔭で実際に支配しているエリートたちに代わって多数派を支配させる。そうすることで蔭のエリートたちの信仰や宗教を維持するのだと。

伍長は立ち去りながら振り向いて叫んだ。
「その宗教とはマネーだ! その神がモロクだ! その神殿が中央銀行だ! 人々を食い潰すのだ」
一陣の風がドアをぴしゃりと閉め、その後の言葉は聞こえなかった。

思慮深い教授は、想いを巡らせる。歴史上、宗教には「人身供養」がつきものだった・・・ 
旧約聖書でも、古代ブリテン島の宗教でも、生きた人間を焼く必要があった。現代の世界においても、BIZWOGのような存在にとっては、犠牲を捧げることを求める欲望が潜在意識の中にあるだろう。今日、テレビ宣教師が盛んに煽っている通り、BIZWOGスタイルのエリートは「イスラエルは神に選ばれた民である」と言い、神との特別な関係があることを強調している。人身御供の代替物としての戦争という意味が、中東でのイスラエルとイランの間の暴力や恐怖の底に横たわっているのだろう。
近代化された経済では、滅多に戦争が起きないが、収入に対する権力が戦争に相当するものとなり、人身御供の代替物となりうる。解雇や外注によって収入を絶つことは、人命犠牲の一形態であり、権力を行使する手段として極めて効果的である。債務・マネー・国際株式金融市場の神モロクのグローバリズムは、BIZWOGにとって最高の思想だ。教授は自らの発言内容にいくぶん驚きながらも、ポツリとこぼした。

★モントリオール市場の情報筋★

モントリオール市場の情報筋が息を切らして飛び込んできたため、我々の思索は途切れてしまった。彼はマーケットとマネーの知識が豊富なことを自認している。
「ニューオーリンズのFEMA(米連邦緊急事態管理局)の基本計画は、ハリケーン・カトリーナの犠牲者を破産させることだった」彼はゼーゼーと息を切らして言う。
家を失った犠牲者は、新しい家を得るための名目金額を与えられたが、収入も仕事もない状態だった。だからその金を生活費に充てざるをえなかった。今、金は底をついて、新しい家を手に入れる金はない。間もなく何千人という人々がホームレスになるだろう。「こんな浅はかな対策があるだろうか」彼は不信の念にかられながら、息を飲み込む。

情報筋と伍長を一緒に会わせると大変なことになりそうだ。その上、GMとクライスラーが破産すれば、巧妙な手はずによって金融エリートたちはもっと儲かるなんてことを情報筋が知れば、更に危険だ。

しかし、彼は既に知っていた。経営を続けている企業は、従業員や仕入先に支払いを滞らせるわけにはいかない。破産に追い込まれたとき、ずる賢いデリバティブによって国際株式市場の寄生虫たちは現金をポケットに注ぎ込む、と情報筋は話す。

破産の場合、ウォール街は三度儲かる。一度目は、初期段階で企業を借金漬けにするとき。二度目は、マーケットが崩れ、銀行の穴埋めで政府のTARP(不良資産救済プログラム)マネーが注入されるとき。そして、三度目は、最終的に企業が破産に追い込まれるときである。その上で、をデリバティブの賭けを利用して元手のマネーを全額回収する。この賭けに勝つ秘訣は、企業が破産することだ。そうでないとマネーを得られない。企業の経営が存続するのが利益になるのは従業員と仕入先だけだ。国際株式市場金融の力と、賃金労働者の当然の願いを天秤にかければ、どちらが大切か、これほど北米で露骨になったことはない、と情報筋は思いに耽る。これは政治的な時限爆弾になりかねない。

ロコ・ロラは、「黒ごま」とBIZWOGに遠隔透視でコンタクトして、カリフ的な計画をどのように進めていくのか内部情報を仕入れているのだろうか?

By R.D.Willing
※投稿日時は原文ブログと同じ日時で表示しています。

2009年4月2日木曜日

「証券化」という詐欺

★求人:マスメディアの救世主★

日々のニュースと称して金融と政治についてキリモミ報道するテレビ局の様子を見ると、ある高次なパワーによって操られているとしか思えない。それは悪魔に違いないと言う人もいる。たぶんそうだろうが、バックフッシュとネオコンとイスラエルのロビイスト、アクセルロッドとエマヌエルの面倒を見なくちゃいけない悪魔のように忙しい何モノかにとっては、創造的な分野で手助けしてくれる救世主も必要だろう。
我らのテレビ他マスメディアの主任救世主にふさわしい人を推薦してあげよう。ホレッ、ここに、ジャジャーン! それはヨーゼフ・ゲッベルスでなくちゃね。ゲッベルスだからこそ、破滅も大惨事も無視して毎日大勝利の報道をすることができる。しかし、オリジナルのナチスのゲッベルスの伝統に従い、壊滅しつつある東部戦線から毎日大勝利の報告をするとなると、疑問が湧いてくる。誰のどんな武器で、どんな状況が、現代のマスメディアをぶっ潰そうとしているというのだろう? 誰か知恵を貸してくれないか?

★証券化★

世界の信用市場の崩壊の原因となった「影の金融システム」の話がある。その影の金融システムの名は「証券化」だ。それは想像の域をはるかに超えたスケールの金融犯罪と詐欺を実践する場である。尽きることのない債務(住宅ローン)・利子マネー・株式市場を当然のものと思い込ませてしまう「思考」が伝染したことが、影のシステムを生み出した。こうした不自然な思考は、あらゆる既存の宗教と矛盾しているという事実はどこにも報道されていない。ブローカーと株式取引所が企業形態を取ることを許可され、自分自身の株式を売ることができるようになったとき、この思考の伝染は突然変異し、地球規模の毒性を持つようになった。

ニクソン大統領が辞任に追い込まれたまさにその年に、プライマリー・ディーラーと呼ばれる事実上の秘密カルトは、全ての米国債をコンピュータでコントロールし、取引することが可能だった。
これはこの惑星上で最も巨大な富を生み出す水脈であった。この豊かな泉は、悪党たちに利益をもたらすために必要であれば、米国民の利益に反するようにも利用されたと、国際企業の経営者たちの贅沢な暮らしを守るために米国公務員に任命された秘密活動員のジャック・ブートは言う。

時が到来するのを待って、悪党とその提携ヘッジファンドなどは、商業銀行から企業向けローンの仕事を奪い取った。大商人の諸企業は、ブローカーや銀行と同様に、既に企業化されていた株式取引所で株式を売ることができた。かつて主流であった銀行出資に対し、市場での資本形成が国際大商人の手段となった。大銀行たちは顧客に見捨てられた。金融文学の世界では「投資銀行」と呼ばれていた、かつて銀行の顧客であった者が、ヘッジファンドとかM&A買収エキスパートなどと呼ばれたがるようになった。彼らは銀行による支配から解放され、自由に世界の株式市場で活躍することができた。金融界の独立戦争は不可避だった。しかし、その先の話がある、とジャック・ブートは少し酒を口に運んだ。我々はジャックと酒を飲むのを断ったことはない。ジャックの話がどんな内容であろうと、彼を無視することなんてありえない。彼は米国の公務員、G20会議を担当する秘密諜報員だ。

ふとジャックの集中が途切れた一瞬に、我々はしきたりを破ってジャックの話に口を挿み、ズバリ要点を言ってくれないかと頼んだ。我々は自分のおかした間違いに狼狽して報復が怖くなり、もう一杯いかがか、別のカクテルを用意しようかと速やかに申し出た。ジャックが両方くれと言ったので、緊張は一気にほぐれた。ジャックは、いかめしい目で唇をひきしめ、とげとげしい声で言った。「求めている答はこれだ」

かつて上流社会の投資銀行家として名声を得ていた金融集団は、永続する政府債務・利子マネー・株式詐欺金融の神にしてあらゆる自然汚染の父モロクの創造物に変身した。モロクの手下は、コマーシャル・ペーパー、住宅ローン、国債、クレジットカード債権、その他もろもろの債権の形態を伴って社会に浸透する。我々はこのトップレベルの秘密諜報員の暴露情報に息を飲む。

モロク神が人々に流布感染した精神病がI=PRTである。元本(P)に時間(T)の経過に応じて利率(R)をかけたもの、つまり、悪魔の三位一体が利益(I)を生み出す。空気も大地も日光もなくして何かを生み出すことができるのは、宇宙広しといえどもモロク神以外にいない。『地球を滅ぼす人類最後の宗教、マネー』を読むべきだとジャックは言う。

それがクレジットカードやコマーシャルペーパーとどう関係があるのか?とモントリオール市場の情報筋がうっかりと口をすべらせる。酒の臭いを嗅ぎ付けてやってきたばかりのモントリオール市場の情報筋には、我々のようにジャック・ブートの危険性を把握していない。驚くべきことに、ジャックは余計なことをしゃべった情報筋に寛容だった。

影の金融システム全体は、クレジットカードから発生する利息や手数料のフローを基盤としている。まったく馬鹿げた話だと、ジャックは情報筋に向かって静かに言う。クレジットカードの悪質な手数料と利率を合わせたものが、証券化を可能にしている。全て一つの金融商品として合成されたとき、低利率の短期コマーシャルペーパーと住宅ローンの組み合わせから二桁の利益が出る想定を、理論的に支えているのはクレジットカードの利息と手数料だ。議会がクレジットカードに不都合な立法をしたがらない理由はここにある。議会は国益に反する金融犯罪の共謀者だ、ジャックは皮肉な現実に苦笑する。

影のシステムは、モロクの法則I=PRTに従っている。どの時点においても、システムには手数料を支払うだけの限られたマネーが利用可能な状態だが、モロクのシステムは、更なる証券化の拡大を支えるためにより多くのマネーを必要としており、そのために過去にないスピードで手数料マネーを吸収してきた。現在、所得が減り、加速するシステムを生かし続けるために必要な手数料が支払われなくなったため、金融市場は窒息状態である。1980年代から賃金不足の代替手段としてクレジットカード借金を進めてきたのは周到に計画されたものだったとジャックは言う。その説明を聞こうと思っていたら、衣擦れの音とシャネルのパワーが部屋を占領した。カザバジュアのエマの登場だ。ロコ・ロラが乗り移った深いトランス状態でやってきた。

ジャック・ブートがそれほど賢いなら、なぜ内部関係者がインチキだとわかっていて、契約通り払わないから採算が得られるだろうなんて保険みたいな賭けをしているインチキな収益率の完全にインチキな証書が市場に溢れているのを知らないのかと、ロコ・ロラが挑みかかる。偽物の証書は支払いようがないのだから、十億の証書に対しておそらく何兆もの賭け金が支払い待ち状態だとロコは金切り声をあげる。我々は、過去生とコンタクトした深いトランスから回復する時間が必要だとロコをなだめて外に連れ出そうとした。

モントリオール市場の情報筋は困惑している。秘密諜報員のジャック・ブートは、その経歴を買われ、史上最大の詐欺犯を守る仕事に任命されている。明らかなのは、投資銀行家が突然変異した影の金融システムによって攻撃されている商業銀行業界が、その生き残りを賭けて戦う、一種の独立戦争のようなものを金融システムは迎えつつあることだ。

これまでの歴史では常に中央銀行家たちが勝利してきた。4人の米国大統領が暗殺された。1人がウォーターゲートで追放された。チェーン銀行制に脅威を与えたジャンニーニ(Giannini)は大恐慌で潰された。株式市場に脅威を与えたドイツは第二次世界大戦で潰された。冷戦は財政問題を芯まで凍結させた。いま戦いは、証券化という影の金融システムと対峙している。ジャック・ブートはどちら側に挑みかかるのだろうか?

By R.D.Willing
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