2007年6月8日金曜日

蜂、熱、HAARP、そして我々

世界初の完璧に政治的公正なブログの責任者として、投稿者や訪問者の発言の一部について、前もって謝罪しておいた方がよいかもしれない。

宗教、マネー、地球外生命体の解説者を自称しているC・モア・ブックス教授が蜂のことを話しにやってきた。

教授によると、まるで蜂が一杯入っているかのようにブンブンうなる黒い箱が、複数の地球外生命体によって木々の中に隠されているのが発見されたそうだ。地球外生命体は、人々に危険なので箱から離れているように警告しているらしい。目撃者の報告によると、箱からは奇妙な光かオーラのようなものが放たれており、宇宙空間を輸送するために用意された箱のようである。ヴァーチャル・リアリティの一形態なのか集団催眠状態によるものなのか、その黒い箱が撤去されると木々は消えてしまう。このような隠し場所は、通常、有名な「ビッグフット」という生物によって、きめ細かく監視されている(保護されていると言うべきか)と言う。蜂に、ビッグフットに、地球外生物・・・我々が教授に「また煙に巻こうとしているの?」と聞くと、彼は立腹して、ページにヨダレを垂らしながら、指を這わせて本を読むバカについて何かブツブツ言いながら立ち去った。

衣擦れの音とシャネルの香りが我々の感覚を捉えた。大当たりだ! またロコ・ロラだ。教授のことを弁護しにやって来たのだ。ロコは我々のことを意地の悪い人間だと思っており、おそらく無教養だとさえ思っている。我々は彼女のことをキチガイ、いやそんなことはなくて、ちょっとおかしいだけだと思っている。分かってもらえるでしょう。ロコは過去生において1555年、最初の女性イエズス会員になったと言っている。

ロコ、つまりカジャバジュア(Kazabazua)のエマは、真剣な表情で断定的に言った。「自然のバランスにとって蜂はとても重要なの。宇宙は、地球の人類とそのモロク崇拝にうんざりして見捨てたのよ。恒常的な政府債務、利子つきマネー、株式市場のご主人様であるモロクのことよ」うわッ、またかよ。債務とマネーと株式取引がどうして蜂と関係あるというのだろう、我々は悲鳴を上げた。それに1947年のオルフェオ・アンゼルチのとき以来、地球外生物はいつも言ってきたじゃないか、宇宙は地球に干渉しないって。本当に。

蜂は公害によってその存在を脅かされている、それは公害へと行き着く信仰が地球にもたらす必然的な帰結だと、ロコは不機嫌そうに言う。R・D・ウィリング著『12番目の、最後の宗教、モロク神、マネー、イスラエルとカルト273』を読むべきだ、今すぐに!と押し付ける。

彼女は怒っているみたいだ。さっきは教授で、今度はおかしなロコ。落ち着かない日だ。彼女の博士号の経歴と教養に訴えるために、もっと詳しい話をしてもらうよう頼むことにした。

ロコの説明によると、信用が、利子を伴う債務によって創造されなければならないという信仰が地球を害している、そして、その債務の手段が株式市場の原点であり基盤であり続けている。この債務と株式取引のプロセスが、現在では石油の消費と連動しており、その当然の結果として、石油消費がマネー創造の基盤となっている。とにかく本を読めとロコはしつこく言う。このマネーと株式市場システムがもたらす産物は、果てしない熱の発生である。一台の自動車エンジンからは毎分華氏180度の熱が生物圏に加えられている。我々は呆然とした。百万台の自動車が一分間稼動すると、1億8千万度の熱が出ると思えば、ヨロけてしまう。気を取り戻すことにしよう。

それが蜂とどう関係あるんだ? 我々は叫んだ。このまま収拾がつかないのだろうか?

地球の熱は、自動車によって影響を受けているだけではない。地球は、アラスカのHAARP(ハープ)プロジェクトや携帯電話の通信に使われているマイクロ波信号の実験台にもなっている。これらは熱を加えるだけでなく、電離層(イオン圏)を乱し、気象のパターンを変動させ、食料生産や蜂の方向感覚を狂わせるのだとロコは言う。

電気信号は自然の重力を補強しながら、こうした不自然な熱を極地の氷冠に伝えているのかもしれない。その度合いは、マネー創造と石油消費量に正比例しているだろう。石油消費を金融とマネー創造から切り離し、熱を周囲に放たないエネルギー源を緊急に導入しなければならない、とロコは言う。

蜂が消滅していくのは宇宙からの警鐘なのかもしれない。ルールに従わないことがルールを守ることになりうるといったイエズス会の論法を使った一つの干渉手段として。

By R.D.Willing
※投稿日時は原文ブログと同じ日時で表示しています。

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