2010年9月1日水曜日

不可能性と反セム主義

★緊迫感★
米国の何でも屋公務員、秘密エージェントで、BIZWOGを補佐する執行官リー・ジョン・ビリー・ボブ・ブートが、私の事務室に来ている。
ジャック(彼はジャックと呼ばれるのが好きだ)は、エルサレムの第3神殿の再建築現場で保安装置担当の親方の仕事をしているが、今は休暇中だという。彼は、魅惑的な笑顔でこれから打ち明かす秘密知識のヒントを出す。これは、私の個人備蓄から酒を提供して一緒に飲まないといけないという意味でもある。ジャックは、ボトルの栓を抜くのを眺めるのが好きだ。ジャックの訪問に備えて、手元にあった「ネ・プラス・ウルトラ」を開けずにとっておいた方が良いような不安にかられていた。ジャックは、笑顔の殺し屋だ。彼は、マインド・コントロールの催眠健忘術で殺し屋集団を指揮していると言われている。

この数日、「アトランタ白人貧困化センター」の創立者兼最高責任者モーゲン・ディルドーもここに滞在している。彼は酒もタバコも麻薬もしない。誠実なモサドのスパイに気分転換する暇はない。私の机に足を乗せて椅子に座っているジャックを見ながら、イスラエル万歳の祝福を胸に秘め、自身をなだめている。
ジャックは秘密の披露を先延ばししている。その秘密とは、完成予定のエルサレムの第3神殿は、旧約聖書の変な老人とは関係ないということだ。酷暑の砂漠を、36年間も靴も下着も換えずに歩いたという男のことだ。しかも36年のことを40年だと言っている。あるいは、頭につけたイバラのトゲ2本で留めたオムツをつけた新約聖書の男である。第3神殿は、永久の負債・金利マネー・株式詐欺金融の神、モロクのためにある。彼は、『マネー』を読むようにと言う。
私は、モーゲンがシオニズムの目的を知らないような印象を受ける。知っているのかも?
彼は、ジャックと同じで、いつも嘘をつく。秘密エージェントと付き合うには、油断は禁物だ。

★不可能性★
隣の会議室から、椅子をガタガタさせる音と、ブツブツ話す声が聞こえる。モントリオール市場の情報筋が、今朝10:30頃から始めていた昼食から戻ってきた。昼下がりの日差しが、午後も半ばになったことを告げている。彼は我々の集団を認識すると、行く手を遮る邪魔な椅子に謝罪の言葉をかけている。
ジャックはグラスを持ち上げた。モーゲンは不愉快な気分を抑えようとしている。
情報筋は、ブランデー(一杯ではない)とコーヒーを飲みながら長い昼食をとると、頭がすっきりして、金融と政治の問題を深く考えることができるという。
「それはグローバリズムだ。とても複雑だ」
「アングロ=ユダヤの資本主義が失敗したのを知ってるか?」と、彼はささやく。
「中央銀行という概念が今は不可能だ」と彼はぶつぶつ言う。マネーの神モロクは、別のシステムに移ろうとしている。まるでブランデーから特別な知識を得たかのように、くすくす笑う。
トゥルースオアコンシクエンシーズ市の真南の大分水嶺まで1949年式のハーレー61で一っ走りしてきたデューティー・ファースト伍長が到着すると、ジャックとモーゲンは静かになった。
彼は不機嫌だ。イスラエルの国旗を付けたリムジンが道路を遮ったらしい。伍長は国旗をどっかに片付けろと叫んだという。路肩にいた女に、反セム主義者と言われた。それで伍長はシオニストの旗をどう処分すればよいか彼女に教えたという。

★言葉の定義★
ジャックは、楽しそうだ。どうして反セム主義が軽蔑的なんだと尋ねている。伍長は黙っている。
ジャックには策略がある。彼はモーゲンを軽蔑しており、それはお互い様だ。モーゲンは用心深いが、反セム主義とかイスラエルの話題には敏感だ。
ジャックは、声を落してモーゲンに質問する。
「反セム主義って言葉はどう思う?」
モーゲンが、ユダヤ人嫌悪の決まり文句を答える前に、「それはゴイムの自己防衛って意味だ」とジャックは言った。
「反セム主義とは、ユダヤ人から受けた屈辱に抵抗するゴイムの反動だ」と、狡猾な笑みを浮かべてジャックは言う。
それは、19世紀のドイツ人がユダヤ人の金融支配を受けていたときに始まったことで、ユダヤ人による嘲笑と抑圧に抵抗するゴイムの権利と自己防衛を現している。
ジャックは、私のウィスキーを手に持ち、私の椅子でふんぞり返り、モーゲンに銛(モリ)を打ち込むチャンスを得て嬉しそうだ。
モーゲンは、しっかりとメモを取った。間もなくテル・アビブに転送される。そして思考が記録される。ジャックは、イスラエルの神殿に登録される。
イスラエルの本部がモーゲンを挑発するためのテストかトリックなのだろうか?
げっ。

By R.D.Willing※投稿日時は原文ブログと同じ日時で表示しています。

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