2010年4月1日木曜日

ジャック・ブートのカリフ

リー・ジョン・ビリー・ボブ・ブートは、我が家で快適に過ごしている。無断でやってきて、一晩滞在している。私の勘定で食べ物と最高の飲み物を注文し、私のテレビを見て、楽しんでいる。そして、彼は私の友人だと言っている。
げっ!
世界クラスの諜報員で年金も満額保証されている米国の上級公務員は、任務の狭間で休憩しているのだ。彼は、ジャックと呼ばれるのが好きである。
彼は、エルサレムに再建された第三神殿で編成中のBIZWOGを警備する仕事に配置変えになった。噂によると、神殿は、排熱公害の汚物を基盤にした新たな世界通貨の本部になる予定である。その汚物のことを、炭素排出権と呼んでいる。
だが、ジャックは、新しい仕事のことをほとんど語らない。イギリス人とケニア人の混血児(ジャックは黒ゴマ大統領と呼んでいる)とともに存在する米国のために計画されたカリフ支配の中でどのような役割を果たす予定なのか語らない。米国憲法への誓いと神殿・イスラエル国家への忠誠が矛盾していることについては、誰もあえて問い質さない。
ジャックは、私の本『マネー』を読み終え、楽しんだと言っている。代金は、PayPalのクレジットカードで払ったと言う。
エマと親密な関係のカザバジュアのウィラードは、ロザリオの祈りを続けること数十年、数え切れないほどのミサを仕切ってきた男であり、ほとんど完成された人格の隣人である。私がジャック・ブートを追い出すのを手伝ってくれると言っている。
エマが心配しているようだ。エマは、過去生で初の女イエズス会士になっている。1555年のパチカンの話だ。ロコ・ロラと呼ばれていた。
ウィラードに何か考えがあるといえば、通常は良くないことだ。
エマは、瞑想体験のサークルに我々を案内した。ジャックは楽しんでいる。他のメンバーは、好奇心から参加している。
深い瞑想トランス状態に入り、完全にロコ・ロラの人格がエマを乗っ取った。ウィラードは、妙に落ち着いている。
ロコは、催眠術で記憶消失を発生させる。時間は過ぎていても、どの参加者も失われた時間を思い出せない。さらに、この催眠術と記憶消失の威力は強烈であり、時間が失われたことは明らかなのに、失われた時間のことを不審に思うこと自体を抑圧する。このような力をもつ存在として他に考えられるのは、誘拐コンタクトのときのETぐらいである。
ロコはETと接触しているのだろうかといつも私は疑問に思っている。恐らく我々を1555年のバチカンに移送しているのだろうが、そのことをロコに聞こうとは思わない。私が秘かに気付いていることを公言したくないのだ。
ウィラードは、ジャックを追い出すことは何も考えずに、穏やかな状態のようだ。私はホッとしている。ウィラードには何か話したいことがあるようだ。
ウィラードは、ジャックに、「赤い子牛」のことを尋ねた。ジャックは、警戒して煮え切らない態度をとっている。ウィラードが切り出した。
神殿に正当性が与えられるには、丸ごと焼いて(ホロコーストして)生け贄にし、その灰を神殿を祝福するタルムードの儀式で神聖化するための、あらゆる観点で完全な赤い子牛を神殿のラビ長が発見しなければならない。ウィラードは、息が切れて話を止めた。ジャックは緊張している。
そこで突然だが、我々はこの議論から解放された。1949年式ハーレー61の爆音が、デューティーファースト伍長の到着を告げた。ちょうどトゥルースオアコンシクエンシーズ市のすぐ南のロッキー山脈分水嶺までひとっ走りして帰ってきたところだ。伍長の両目は、充血して潤んでいる。ゴーグルをつけずに走ってきたのだ。
彼は、ハリバートンとかいう会社などがアメリカで違法にガスを採掘していると叫んでいる。
低コストの天然ガスを見つける採掘には、帯水層と飲み水の井戸を汚染する液体を使っており、その狂気は何たることかと、高い金切り声をあげている。寒気の中を走ってきたので、喉もおかしくなったのだろう。
伍長は最近、食欲がない。特に、高校の卒業式でアベマリアを合唱することが法律違反になってからだ。BIZWOGのカリフ支配の証拠だと叫んでいる。

By R.D.Willing
※投稿日時は原文ブログと同じ日時で表示しています。

2010年3月16日火曜日

ジャック・ブートの不安

米国の諜報機関の最上級公務員リー・ジョン・ビリー・ボブ・ブートは、エルサレムの第三神殿の再建という超機密任務を担当している。彼は、ジャックと呼ばれるのが好きだ。正統派ユダヤ教が神聖化した第三神殿は、BIZWOGの世界でマネーをコントロールする銀行になる予定である。そしてジャックは、そこで全世界の金融の安定の仕事を任されることになる(と自分では思っている)。
以前、父ブッシュ大統領と一緒に働いたこともあり、彼は有力人脈の中で自分の立場が安定していると感じていた。だが、子ブッシュ(バックフッシュ)になり、今や「黒ゴマ」大統領になり、想定外の展開を迎えている。BIZWOGが、外国生まれの混血児を米国大統領に据えつけるような大胆なマネをするなんて、いったいだれが想定できただろう。ジャックは、自分の出世と雇用の安定のことが心配になっている。
そのため、ツクトヤクツクのウィルマのように深いトランス状態で予知できる女に相談する必要があるが、残念ながら彼女はジャックのことを軽蔑している。ジャックのためにチャネリングしたり遠隔透視してはくれない。ジャックのことを邪悪で人類に対する犯罪者だと言う。彼がクリントン政権の指令で、テキサス州ウェーコーの宗教カルトを焼き尽くしながら笑っていたこと、そして、子供たちに「ムーニング(尻を露出)」させる殺戮部隊を率いている様子を、ウィルマは遠隔透視している。ジャックのような米国の公務員や軍人は、任務中に薬物でマインドコントロールされていると指摘する人もいる。
そこで、ジャックは、カザバジュアのエマに会いたがっている。このブログではロコ・ロラと呼んでいる女だ。ロコなら、世界の金融情勢をリーディングできるかもしれない。銀行は過去になく用心深くなっている。最大手の銀行のいくつかは、価値の回復する見込みのない無価値の証券と貸付金で致命傷を負っている。企業の会計報告にある資産と収益は、ほとんどフィクションである。例外なく嘘をついているようだ。ジャックは、第三神殿の未来をリーディングしてほしがっている。将来の身の振り方を考えないといけないからだ。多分、BIZWOGはジャックのような保守派を攻撃してくるだろう。危険かもしれない。
すると突然、ほとんど聖書的ともいえるパワーで、目くるめく洞察力を発揮した。いったいどうして、この大戦略を見落としてしまったのか? 負債を膨張させて過剰な資金を沈殿させ、それに意図的な信用収縮で追い討ちをかけるのは、恒久的な債務・利子マネー・株式市場の神、第三神殿の神、モロクの典型的な戦術である。彼は、『マネー』を再読すべきだ。
現在の信用の制約が続けば、世界の金融業界を救う鍵はエルサレムの第三神殿だという発想に結びつけることは容易だろう。ジャックは、自分の将来の仕事と出世について、いくぶん安心したようだ。多分、黒ゴマ大統領から勲章さえもらえるかもしれない。
ちょうどいいタイミングで、ロコ・ロラが到着した。信じ難いほど良いタイミングだ。彼女はC・モア・ブックスと一緒だ。二人は珍しく礼儀正しく会話している。教授は、ジャックは、オーウェル的な「二重思考」の人格を備えていると言っている。教授はウィルマの伝言を預ってきた。大気も土も水も日光もなく増殖するマネーを集団的に信仰することは、宇宙への侵害であり、母なる自然への攻撃であると、ETたちが言っているそうだ。現在この攻撃を率いているのが、世界のジャック・ブート、第三神殿だ。
ロコと教授にも意見が一致することがあるのに私は驚いた。

By R.D.Willing
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2010年2月19日金曜日

ヨーゼフ・ゲッベルスの遺産

ナチ軍は、ソ連軍の進撃で壊滅を続けていた。危険はベルリンに迫っていた。アドルフ・ヒトラーは、報告を求めた。だが、宣伝大臣のヨーゼフ・ゲッベルスは葛藤していた。もし真実を伝えれば、解雇は確実、強制収容所行きか、もしかすると射殺されるかもしれない。ヒトラーは、党の方針に従った意見とニュースしか受け入れなかった。その通り!
ゲッベルスは、当時のメディア界をリードする達人と言ってよいだろうが、彼は葛藤を克服し、未来の米国メディア界の標準となるものを打ち立てた。嘘をついたのだ。ゲッベルスは、東部戦線でナチが連日連勝だと報告した。そうして嘘がバレるまで、1年以上も乗り切った。ロシアの戦車が、ゲッベルスのラジオ局を破壊した。
北米のメディアはゲッベルスの手法を学んだだけでなく、より洗練させて感覚を麻痺させるような矛盾も追加したと、訪問客C・モア・ブックス教授は断言する。たとえば、経済混乱は、堅調さをほのめかすような語調で報道する。金融商品の宣伝は、基本的に関連性のない些細な出来事の中から好材料を選び出す。市場の崩壊で「東部戦線」に相当するのが、市場の「調整(コレクション)」と言われるものだ、と教授は、聞きたい人だけに話している。
「一番変な矛盾は、消費と貯蓄の議論だ」と教授は言う。消費は、経済成長につながるので、良いことだと報道される。一方、専門家は、もっと貯蓄が必要だという。資本を形成し投資になって経済成長をもたらすからだ。だが、本当かい?深刻な矛盾がある。消費のマネーは、国内の所得と雇用から生じる。投資のマネーは、ローンから生じる。究極的には、全てのローン・マネーは、銀行が「虚空」から生み出すことを我々は知っている。「虚空」とは、我々国民が共通に「信用していること」そのものだ。この矛盾は、不合理なのか、計画的な詐欺なのか?「資本主義とは、結局、一種の金融の悪ふざけだったのか?」と、教授は全てを知り尽くしたようにくすくす笑う。

ワシントンでは、金融タスクフォースが組織され、景気回復に向けた秘密計画を立案している。成功する見込みのないものに勝利をもたらすという意味では、ナチの「嵐部隊と超兵器」を連想させるものがある。そろそろ資本主義が崩壊したと教授が言い出すタイミングだと思っていたら、カザバジュアのエマが割り込んできた。1555年のバチカンで初の女イエズス会士になった過去生に深いトランス状態で入っていたエマは、何かニュースをつかんだらしい。彼女の名をロコ・ローラという。
ロコは、両手でショールを頭上に思いっきり持ち上げている。そして、壁沿いに闘牛士の気取った短いステップを踏んで、教授の椅子に接近した。マノレテ以来見たことのないターンとジェスチャーで、ロコはショールを教授の顔面にヒラヒラ振った。まるで雄牛の前のトレアドール(闘牛士)だ。


スペインの闘牛士マノレテ(1917-1947)


効果は完璧だ。教授は、まっすぐ座ったボルトのように固まって、アゴを締め、目をしばたかせて、呼吸は重い。ちょっとした行動で穏やかな教授を動物に変えてしまえるロコには驚きだ。
ロコは、アメリカを支配するカリフのことを話したかったのだ。ロコが言うには、カリフは、エリートが少数者(しばしば宗教的にも人種的にも分裂した外国人)に政治権力を与えることで国を支配するときに存在する。政治的公正でないことを自覚しているので、小声でささやいている。それに教授も不快に思っている。ロコが深いトランス状態のコンタクトで得た話をするときは、いつも教授は本気で怒る。愛国者法の下で初の電子的強制収容所が完成したという話をロコがすると特に怒る。

轟音のマシンが乗り入れてきた。デューティーファースト伍長の帰還だ。トゥルースオアコンシクエンス市の真南のロッキー山脈まで一っ走りしてきたのだ。1949年式ハーレー61には、モントリオール市場の情報筋も乗っているではないか。あの地獄のようなマシンに乗ってきたとは驚きだ。
モントリオール市場の情報筋は、狂乱状態で空中浮揚しながら、我々の中に飛び込んできた。「トゥルースオアコンシクエンスでロッキー山脈沿いに走っていたら、強い発光があったんだ」と叫ぶ。伍長は落ちついた様子で、ミュール鹿に衝突して情報筋が頭をぶつけたことを報告した。自由精神そのものの伍長はヘルメットを信じない。「ハーレーのフォークが曲がらなかったのが幸いだ。曲がっていれば、今だに立ち往生してたかもしれない」と言う。

情報筋は、左右を見渡し、アゴを上に向け、手を腰に当て、ムッソリーニの真似事のようなことをしている。「株式市場は、永遠の債務・利子マネーの神、モロクのものだ。あらゆる汚染の起源である」と、天啓を受けて叫ぶ。「公共交通、エネルギー、医療、銀行も保険も、公共事業だ。株式発行の利益計算とは、完全に隔離されるべきものだ」と宣言した。突然、狂ったように笑い始める。「現在、中央銀行はゼロ金利にある。資本主義はもはや存在していない。『マネー』を読むのだ」と、わめく。

ロコは、再び深いトランス状態に入っている。何だかつぶやいている。社会の信用、直接の信用、国家社会主義、第二のバチカン、解放神学、モスクワ・第三のローマ、中国と日本の間に補完的な正反対物の「基軸通貨」マネー・システム・・・。

この女は、ほどほどということを知らないことがある。

By R.D.Willing
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2010年1月6日水曜日

アメリカ、邪気か狂気か

【重要なお知らせ】
「大衆主義」(populist)という言葉は、商業マスコミに詐称され品格を貶められた。このブログは、「グリーン大衆主義」に捧げられたものであることをご承知おき下さい。グリーン大衆主義者として認容されるには、二つのルールを守り、一つのナゾナゾを解く必要がある。

自然と調和して繁栄した人生を送るためのルールは、
1.水を汚さないこと
2.マネー算術(高利貸し)で生命を操ろうとしないこと
である。

以下のナゾナゾを解くことができれば、グリーン大衆主義の第37位階に昇格できるかもしれない。


我々から我々のマネーを
借りている我々を眺めながら
中央銀行に利子を払うために
所得税を払うのは何故?


あなたの昇格は、このブログのコメント欄で示された姿勢で決定されるだろう。全てのコメントは有志からなる秘密評議会によって判断される。私のビデオやブログ、書籍『マネー』に基づいた発想は、評議員の良い心象を得られると思われる。

★キャップ・アンド・トレード
米国が発起人になった排出物を取引するという計画は、インチキであり、地球規模の不名誉だとカザバジュアのエマが言う。「キャップ・アンド・トレード」が環境保護になるというのは、完全に詐欺だと。株式詐欺市場の利益を得るために排出物をマネー化する策略に過ぎない。
そんな取引を企業の損益計算書や貸借対照表に入れ込んだり、税法に組み込むのは、自然に対する犯罪だという。排出物の証書が証券取引に結び付き、世界のマネーに変身するという隠れた思惑は、あまりにも汚い策略であり、宇宙に対する罪と言ってもよいぐらいだ。エマは、彼女の過去生であり1555年のバチカンで初の女イエズス会士になったカスティリアの女王フアナから宇宙意識を得ていると言っている。彼女はロコ・ロラと呼ばれた。

★米国最新情報
GITMO(ガンタナモ海軍基地)のような拷問・強制収容所を含む「無法地帯」を世界に普及促進する国であるから、アメリカ人の評判が危機に瀕しているとしても驚きではないだろう。
ホワイトハウスが、作り笑いと肩をすくめる仕草が特徴の白痴から、スイカ笑いの焦げ茶のゴマに交替したことは、多くの人にとってBIZWOGが存在することを証明することになった。何の変化もない。秘密の監獄は存続している。ネバダ州からのスマート爆弾は、警告もなしに外国に投下され、人々を殺している。普通の人も兵士も一緒くたに死んでいる。モラルの欠如、行政の強い権限、残虐なまでの傲慢さといった特徴が、競うようにこの国を規定している。
それは意地の悪い見方だと、永年米国を崇拝しているモントリオール市場の情報筋が言い出す。C・モア・ブックス教授は、何やら下半身の穴の名称で情報筋のことを意地悪くつぶやいた。
教授は、米国での住宅問題、医療問題、財政問題に関する政策議論は、あまりにも精神障害状態であり、それほど深刻なことでなかったならば笑えるだろうと言っている。「ゴムの松葉杖を持った下半身不随の盲人のようだ」と言う。ロコ・ロラは笑っていない。このユーモアは政治的公正を欠いている。モントリオール市場の情報筋も同意見だ。この精神的小人の二人の態度を見て、教授は思いをぶちまけ始めた。

教授は落ち着いた声で語り始めた。マネーを操る信用の儀式は、バケモノになってしまった。今や信用スコア(信用度を表す点数)が目に見えない形態の束縛となっている。広範囲な社会で信用スコアが精神的監獄と化している。時とともに賃金が変動すると、ローンの返済の遅延が発生する。支払いの遅延は信用スコアを下げる。低い信用スコアでは必要なものが十分に得られなくなる。
現在、米国では、個人の借金を減らすべきだということが呪文のように言われている。だが、クレジット口座を解約してはいけないと教授は言う。どうしてそんな矛盾したことを言うかといえば、信用スコアは、承認された(借入額ではなく)与信枠に対する未払い金額の比率だからである。未使用の口座を解約すると、この比率が変わる。利用可能な与信枠に対して未払額の割合が高いと、信用スコアは低くなる。なんてことだ! さらに、承認されたクレジット口座はなるべく使うようにしなければならない。あまり長い期間利用金額が低いままだと、クレジット会社が与信枠を削ってしまうからだ。与信枠が削られると信用スコアは低下することになる。
白痴から黒ゴマに変身した秘密革命の意味は、米国を「電子的強制収容所」にする発明だったと、全知全能の教授は気取った笑いを浮かべて話す。一人一人の国民は、今や、クレジットカードとATMの金融システムで電子的に支配されている。個人は、信用スコアで設定される制限の範囲内で、広大な経済社会に結びつく。信用スコアの設計と計算は、秘密裏になされている。
「獣だわ!あの獣の印よ!」とカザバジュアのエマが叫ぶ。エマの主要な愛人であるウィラードが走り寄って彼女をなだめた。
アメリカがBIZWOGにコントロールされている電子的強制収容所だという話は、モントリオール市場の情報筋を驚かせた。米国民が、企業が開発した信用スコアで監禁され、電子的に流通するマネーでコントロールされた囚人であるという発想は、ショックである。

「いわゆる医療保険は、この強制収容所の完成を意味するのだ」と、教授は叫ぶ。議会は、保険を買わない人は罰則付きの重罪にする予定である。人々は失業で破産しつつある。住宅価格は低下し、住宅ローンの支払いは増えている。多くの人にとって個人所得は大幅に減少している。私企業である保険会社に収入と利益をもたらすように政府が人々に命令するのであれば、人々は更に困窮を極めることになるだろう。
自由な世界では、市民権の一環として、単一支払者制度(註:一つの公共の基金が医療費の徴収と支払を一元的に行う制度)の普遍的な健康保険を国が提供する。米国で健康(医療)保険と言われているものは、企業による国民のコントロールを助長する策略である。これがインチキなのは、保険会社がどう計算しても存続できない状態に(既に)あること、それに、この保険制度では普遍的な医療保障になっていないことだ。何百万人もが、依然として病気で経済的に破綻する不安を抱えることになる。教授は、何か道義的責任のようなことを口走ったが、そこで話を止めた。モントリオール市場の情報筋は何も言わない。

エマは、ロコ・ロラと交信するために深いトランス状態に入っているが、柔らかな声で『マネー』の本のことを何か話している。その本には、信用がマネーになること、根雪のような政府債務・利子・株式詐欺市場の神にして、全ての公害の原因であるモロクの期待に人々が反したとき、何が起きるかが書かれていると・・・。ありがとう、ロコ。

By R.D.Willing
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2009年12月3日木曜日

アフガン、タリバン、軍のポストと昇進

★来客時間★
最近は静かだ。デューティーファースト伍長はトゥルースオアコンシクエンシーズ市の真南のロッキー山脈沿いで立ち往生している。1949年式ハーレー61はクラッチの故障が珍しくない。Cモアブックス教授は秘密工作員ジャックブートに脅されて強烈な酒を飲まされている。ツクトヤクツーク(北極海の町)のウィルマはエマ(別名ロコ・ロラ)と一緒だ。最近発見されたバチカン市国の地下墓地を見に旅に出た。イエスを探しているのだ。
イエス・キリストはバチカンのことなど聞いたことがないというのは十分に承知の上で行くのだと言っていた。実際、この惑星が恒久的な債務・利子マネー・株式詐欺市場から解放されない限り、イエスなる人物は戻って来くるわけがないと、ウィラードがカザバジュアの自宅玄関で宣言している。彼はロコ・ロラにナチスの戦争犯罪人に用心するように忠告していた。

★昇進の可能性★
今度はモントリオール市場の情報筋が部屋に乱入してきた。目を輝かせている。息を切らしているのは、何か新しい知識を発見して興奮しているのだろう。秘密情報かもしれない。情報筋はアフガニスタンのNATO軍の秘密を発見したようだ。「すべてポストと昇進の問題だ」と、ゼーゼー息を切らせて言う。
軍隊では、ポストで指揮命令を表現する慣わしになっている。ペンタゴンの予算は計画されたポストの数に応じて組まれている、と情報筋は言う。階級と技能レベル、部隊での各将校の役割は、ポストで指定される。
例えば、米国陸軍がアフガニスタンに派遣する軍隊を3万人以上急増させたのは、約10旅団に相当する。各旅団は、一人の准将に指揮されることになる。通例では、准将一人に、2人ほどの大佐が付くため、全体で大佐が20人になる。20人の大佐はおよそ80人の中佐を必要とし、同様に160人の少佐、更に数え切れないほどの大尉や中尉を必要とすると、モントリオール市場の情報筋は計算する。
「黒ゴマ大統領のあきれるほど非合理的な増派計画は、こうして合理的なことが判明した。将校たちのキャリアの階段を用意する最後のチャンスなのだ」と、彼はいやらしい笑いを浮かべて言う。この昇進サイクルが終われば、約束通りに軍隊はアフガニスタンを立ち退くことができ、以降10年間は新たな戦争の必要もないだろう。情報筋が計算したところによると、将校の昇進とキャリア計画を平準化するためには、米国の軍隊は20年周期で10年間の戦争を必要とするそうだ。
デューティーファースト伍長がこの場にいれば、情報筋に軍事的な知識をアドバイスできるのに残念だ。伍長はいつも、米国の戦争の目的は、国の借金を増やし、国際株式市場の投機を支えるマネーを供給することだと言っていた。私は情報筋に、伍長が戻ってくる前に『地球を滅ぼす人類最後の宗教、マネー』を読んでおいた方がよいだろうとアドバイスした。

By R.D.Willing
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2009年11月7日土曜日

暗部を見抜くロコ・ロラ


デューティーファースト伍長は、1949年式ハーレー61にまたがり、日課にしているトゥルースオアコンシクエンシーズ市の南のロッキー山脈沿いをひとっ走りしてきたばかりだ。何だか難しい表情をしている。

1949 Harley-Davidson FL Hydra-Glide

(写真引用元:http://harley-davidson.oldcarandtruckpictures.com/


米国陸軍のフード基地(テキサス州)の司令官は、なぜ同僚兵士の13人を殺害し、多数を負傷させた少佐の状況を知らなかったのだろうか? 最初、少佐は、現行犯で射殺されたと報じられていた。しかし8時間ほど後で、少佐は負傷したが生きていると報告されている。少佐がまだ生きていたことを最高クラスの将官が知らずに8時間も遅延が発生したということは、指揮命令系統の不全もしくは謎めいた理由があるに違いないと伍長は最終的に断定した。
伍長はいつも決めつけが早い。そして、いつも軍の無能さに原因をもっていく。若い新婚夫婦が子供の医療サービスを受けるために加入する家族が軍隊であるという考え方は、容赦なき非情な戦士という伍長の基本精神と相容れないと、伍長は言う。そうした大衆的な「安楽」を求める文化多様性は、かかる危機のときにはあっけなく機能不全に陥るのだと、伍長は見ている。
深いトランス状態でロコ・ロラ(1555年のバチカンで初の女イエズス会士になった)と交信していたカザバジュアのエマは、伍長のバイクの騒音のせいで気が散ってしまったが、伍長とそのバイクに対する軽蔑の念を押し隠している。
エマは、伍長がいつも通りにポイントを外していると思っている。今回の悲惨な事件でほぼ明らかになりつつあるトップシークレットの活動を分析する能力が伍長にあるはずがない。8時間の遅延は、マインドコントロールと行動修正の強い圧力がかかったパニックの証拠であるとロコは見抜いている。彼らの1人が、それほど間違った行動を急に取ることがあるだろうか? 明らかにロコは、少佐がフード基地の兵士たちをマインドコントロールする仕事をしていた秘密エージェントだと思っている。
化学物質やマインドコントロール術を使って兵士たちの思考を改造するNASAやハンツビルなどのフランケンシュタイン的マインドコントロール集団を作っているゴーレム(ユダヤの魔法の人形)は、宇宙に対する犯罪だと、ロコは考えている。ロコは、少佐自身も犠牲者だと洞察しているようだ。彼のイスラム教徒としての精神的価値観と、疑うことを知らない兵士たちに対して化学物質とマインドコントロール術を使うという軍隊での彼の任務の間の葛藤が、完全な心理崩壊をもたらしたのだ。将官たちはパニックになっているに違いない。いったい他に何人のエージェントが崩壊寸前の状態にあるのかに、ハンツビル、ペンタゴン、そしてBIZWOGの連中の主たる関心が急速に集まっているはずだ。何か欠陥のある薬品でもあったのか、他の要因があるのか? 一般にアメリカと呼ばれている国に感染しているBIZWOGのエージェントにとっては、恐ろしい疑問であろう。これが8時間近い遅延の説明になっているだろうか? 我々は敢えて質問しないことにする。

★ハロウィーンのパーティー★
パーティーは、楽しい時間だと思われている。互いの違いを脇にどけて打ち解ける時間である。どうやらエメットは、良識の一線を踏み越えてしまったようだ。オー・バマ大統領に扮した衣装は、ウィルマの感情を害した。満面スマイルの仮面だけで十分だったのに、10キロもあるスイカに「黒ゴマ大統領スペシャル」と書いたのは、政治的公正に欠けすぎていた。さらに靴とズボンの裾にも、あちこちの方角を向いた手作り矢印をくっつけて、それにDARPAとかHAARPとかELFという文字まで入れていた。ウィルマは、スイカと靴の矢印を取り外すように求めた。
エメットはムッとしていたが、ウィルマが「失われた時間」としてパーティに行くのなら変更しても構わないと言った。声が荒立ち、怒号が飛び交い、パーティーは台無しになった。ウィルマは、彼女の直感力とETとのコンタクトの話を一切しようとしない。エメットは、ウィルマが「失われた時間」のことを話してくれるなら、衣装を合わせてもよいと言っている。ウィルマはETとのコンタクト中に、エメットたちに睡眠健忘を誘発させることができ、それによってETとのコンタクトで得た知識を断ち切られるだけでなく、時間の認識も一時停止されてしまうのが、エメットの苛立ちの原因だ。さらにウィルマは、もし誰かが失われた時間について少しでも思い出すようなことがあれば、質問する能力自体を抑制できる。
ウィルマは、エメットは理不尽だと言い、ロコ・ロラとパーティーをするためにカザバジュアに行くつもりだと言う。エメットは、緊急を要するハードな暗号解読作業のため、パーティーをキャンセルしなければならない。地球規模の意識の調査では、大きな事件が差し迫っていることが予測されている。それは金融市場を中心とした事件で、『地球を滅ぼす人類最後の宗教、マネー』に関連している可能性があると、エメットは思っている。

By R.D.Willing
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2009年10月1日木曜日

十月の不安

★思考操作★

アメリカ国民の精神は力を失ったと、カザバジュアのウィラードが言い出した。ナチスの戦犯探しをライフワークにしているウィラードは、ナチスがやったような権力の濫用をアメリカ人が自らの司法システムで容認していることにがっかりしている。Demanychuck事件で彼を迫害しようとして裁判所が行ったおかしな言い訳に、彼の高貴な探求心が汚されたような気がしている。二カ国の最高裁判所で二度無罪判決になっているが、アメリカの操り人形であるドイツの裁判所は、再び無罪の人間を戦犯にしようとしている。

ウィラードは、このブログを前から読んでいる人にはロコ・ロラという名前で通っているエマと親しいが、続けてこう言った。戦争、経済、政治に関するアメリカの政策の多くが、民主的に参加している人々が形成していることは信じられない。そうした政府の振る舞いを受容するとは、アメリカ人は知恵遅れになっているに違いない。成熟した文明人として求められる基本的な行動を失っているように思える。医療とは、市場のマネー価格で保険会社に分割割当するような商品ではないことさえ、理解できない。老衰したり、病気になったり、ケガをした人を無条件に助けることは、普遍的な社会の義務である、とウィラードは言う。ロコは、ウィラードに「あまり気にしないで」と言った。「アメリカ人の思考をコントロールしようとする企業のマインド・コントロールは、既に破綻している。津波のような巨大な権力闘争が、支配権力をかき乱そうとしている」とロコは言う。

モントリオール市場の情報筋は、ロコ・ロラの意見に随分と熱心に耳を傾けている。彼は自分自身の直感的な情報を信じ、ロコの話を聞くことには否定的であるが、ロコの情報で随分と金を儲けたようである。ロコは、情報筋のことを詐欺師だと思っている。過去十年で意味のある抵当権投資はGNMA(ジニーメイ、政府住宅抵当金庫)だけだということさえ解明できなかった無能者である。明らかに、ファニーメイ、フレディーマックは、バーニー・マードフをNASDAQの会長にした連中が工作した哀れな詐欺だった。何十億ドルも儲けて、バーニーが罪を被った。米国経済・株式市場システムについて、ロコは、内心、米国全体が詐欺企業だと思っているのかもしれない。

C・モア・ブックス教授は、彼の領域である政治と金融をロコが横取りしようとしているのに困惑している。教授は、金融、政治、行政、地球外生物の分野なら、何でも知っていると自負している。最近の教授の社会学研究によると、愛国心や企業や仕事への忠誠心がなくなると、アメリカ人の公共精神は制御不能になることが明らかになっている。何が起きてもおかしくない状況だ。大変だ!

ロコ・ロラは、教授の困惑した様子を楽しんでいる。よくロコは、腕を半旗の位置に上げた状態で、1930年代のココ・シャネルの空のシガレット・ホルダーを手に持ち、衣擦れの音をさせてやってくる。そして教授の隣に座る。一言もしゃべらない。微笑んでいるだけだ。教授は、タバコの煙にアレルギーがあり、ロコはそれを知っている。意地悪な女だ。


★マネー論議★

1948年式インディアンチーフ74の轟音が低く響くとデューティーファースト伍長の登場だ。このマシンは、1949年式ハーレー61のオーバヘッド・バルブのエンジンとは違った音を出す。トゥルースオアコンシクエンス市のすぐ南のロッキー山脈に沿った旅から帰ってきたばかりの伍長は、「長距離にはインディアンチーフが良いね」と言う。長距離旅行の間にいろいろ考えていたと彼は言う。教授は何を話し出すのだろうと、驚いている。

伍長は歴史上の事件を再考していたようだ。彼は、歴史は1956年11月の米国の選挙の日に始まると言う。その日、米国の戦略空軍B47がロンドン上空にあり、あと一歩で英国の都市に原子爆弾を投下するところだった。それで、アンソニー(トニー)・イーデン英首相は、アイク(アイゼンハワー)米大統領に、スエズ運河でのあらゆる軍事行動を中止するとともに、ハンガリーで革命をそそのかすのをやめるように命令された。イーデンには選択肢があった。拒否して原爆を浴びるか、原爆を浴びて米国への報復核攻撃を指示するか、または、米国に服従するかである。この事件のストレスで、イーデン首相は完全に神経衰弱となった。すぐに人知れずジャマイカの自宅に隠遁した。この日以来、ロンドンのシティとテルアビブのあらゆる経済・外交政策は、米国への報復と復讐への秘められた情熱によってつき動かされてきた。アメリカ人は忘れっぽいので、この日に惹き起こされた政治的現実の意味を認識していないと、伍長は物思いに耽りながら話している。

「要するに何が言いたい?」と教授がとげとげしく言う。教授は伍長に対しては無礼である。「要するに、ロンドン・シティの復讐が今、成就しようとしているのだ」と伍長が言う。準備通貨としての米ドルの撲滅が目前に迫っている。ロンドンとテルアビブが操っている復讐は、どうやってドルを置き換えるかを決めようと進行中だ。この復讐は、原爆の脅迫を個人的に直接経験した人たちが生きている間に成就しなければ意味がない。巨額の金を儲けようと企んでいる。現時点では、ユーロ、円、英ポンド、ルーブルの四つ巴の戦いになっている。教授は、ルーブルと叫びながら、よろめいて立ち上がった。準備通貨としてそのような通貨が対象となることに戸惑ったようだ。伍長は、意地悪くにやりと笑った。「金で裏付けられたルーブルだ」と言う。教授は言葉を失って身振りで何か伝えようとしている。飛んで行きそうなぐらい両腕をバタつかせている。

ロコ・ロラは、精神世界とコンタクトするため深いトランス状態に滑り込んで行った。モスクワが第三のローマとか、ぶつぶつ言っている。教授は幾分平静を取り戻したようだ。彼の今までの読書には、12番目の最後の宗教であるマネーこそが、現役で活躍中の宗教であるということはどこにも書いてなかった。伍長は教授に、『地球を滅ぼす人類最後の宗教、マネー』を読むように言った。宣伝してくれてありがとう、伍長。

By R.D.Willing
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