2009年6月18日木曜日

マネーを見張るモロク

★謎のマネーが存在する★

通貨の偽造は重罪だ。当然ながら、偽造通貨が役に立つためには、それに相当する本物の通貨が存在していなければならない。イタリアの税関で捕まった1340億ドルの紙幣と債券も、過去のさまざまな事件で摘発された金額も、実際に通貨として流通しているものであるはずだ。偽造というからには、少なくとも金融の世界でそのような額面のものが本物として通用していなければならない。想像上のマネーであるならば、わざわざ偽造して手渡そうとする意味がない。

巨大な額面の謎の米ドル証書が、不審な人物や団体によって所持され運ばれているといった類の話が、ときどき私のところにやってくる。その殆どは二次的な情報だ。私は金融問題について個人的に接触したり調査することはない。闇の金融についてうかうかと個人的な調査を行ったがために、あまりに多くの人が消えてしまったり、生活や地位を失っている。だから、読者の皆さんにもあまり首を突っ込まない方がいいとアドバイスするが、次の三つについては何らかのコメントをしたいと思う。この三つの事件には、何か重大なことがありそうだ。

最初に、レオ・ウォンタ(Leo Wanta)の妙な話を耳にした。ウィスコンシン州のアメリカ人で、何者かによってソマリアのスイス大使に任命され、以前はカナダ大使も務めたこともある。クリントンのホワイトハウスのビンス・フォスター(Vince Foster)に700億ドル相当の何らかの特別な証券を届けるのに協力したと言っている。更に、最終的にソ連のルーブルを危機に追い込んだ大規模な金融詐欺の罪にも問われている。この詐欺資金がおよそ1.5兆ドル残っており、それがレオがスイスで逮捕されたときに米国財務省に返還しようとしていた金額である。彼はウィスコンシン州の資産税の支払いが滞っていたために摘発された。なんと!彼はウィスコンシンに居住してもないのだ。これだけの情報で誰がこんな話を信じるだろうか。

二番目に、特別な国際取引のために秘密裏に暗号付きの連邦準備券が流通している可能性についてメールを受け取った。私の個人的予想では、米軍を利用したスマート爆弾による恐喝と、インチキのテロの脅威で、もうしばらくは国際金融社会でドルを使い続けてもらえるのではないかと思う。だから、いろいろな種類の連邦準備券を用意する必要はないだろう。もう少し検討の余地があるが。

最後に、ブルームバーグのニュースで、250枚もの米国債券(1340億ドル相当)を運ぼうとした身元不明の二人の日本人がイタリアの税関で差し止めされ捕まったという変な話が流れた。これか! スマート爆弾とテロの効果を過大評価したのは間違いだったか? 詐欺で金を儲けるために国を売るホワイトハウスにCIAの犯罪シンジケートと麻薬資金の話は本当だったのか? ここまで証拠が積み重なってくれば、これはもう、支配者に都合の良いことしか言わないマスコミに対峙する、いわゆる「陰謀論」というべき領域に入り込むべきなのか。

深刻な疑問には回答が必要である。米国政府に質問しても仕方あるまい。いつもの腐敗を通り越して故障している。カルト273という聖書の組織が存在するのか否か、世界は真実を知るべきだろうか? 彼らは中央銀行という姿をしてモロク神に仕え、マネーを動かしているのか? カルト273のことは『地球を滅ぼす人類最後の宗教、マネー』の本の中で、初めて言及されることになった。

いつでも質問すれば答えてくれる善良なC・モア・ブックス教授は、もう一度、本を読み直していた。彼は、マネー、宗教、宇宙人に関する知識には自信を持っている。モロクのマネーシステムである国の債務は言語道断なまでにインチキだと述べたフレドリック・ソディーを引き合いに出して言う。
「約一世紀前、中央銀行方式の負債をベースにしたマネーシステムは、百年先までびくともしないように見えただろうが、今度の百年には崩壊してしまう」
私は教授に、現在の明らかに行き詰っているマネーシステムと交換できるようなマネーシステムについて考えるのだったら、リンカーンのグリーンバックとか、ヒトラーのドイツ帝国銀行が制度化したライヒスマルクの交易システムとか、別のマネーシステムのことも調べたらヒントになるかもと勧めた。いかにも政治的公正に問題がありそうなヒトラーという言葉に面食らった教授は急いで逃げていった。どうでも社会信用論の本を急いで読まなければいけないそうだ。

私のブログとホームページにリンクを置いているYouTubeの動画を研究するように言いたかったのだが。そうしてくれれば、教授の研究に何か役立つものがあるかもしれない。カザバジュアのエマ(このブログではロコ・ロラの名で通っている)は、時間の無駄よと言う。彼女は教授には冷たい。教授のことを「ケ」で始まり「穴」で終わる言葉で罵ったように聞こえた気がする。このブログは国際的なので、言葉遣いに注意するようにロコに言わなければならない。

By R.D.Willing
※投稿日時は原文ブログと同じ日時で表示しています。