2009年8月2日日曜日

しほん主義はしぼんだ?

★マネーの戦い?★

霊的な戦いの日が未来にやってくることは、宗教諸派も人々もひろく認めている。彼らの神は、他の神に対抗して頑張らないといけないことになる。そこで問題点。彼らは、宇宙の戦いがマネーという形で現れ、その影響を受けていることを現時点で認めていない。まして、巨大な戦いのイデオロギーが、三つ巴の経済システムとなって地上にリアルタイムに反映されていることは認めない。市場に現れた戦いは、週を追うごとに激化する。

金銭的な利益追求と市場の力の結果として、人々の幸福・自然との調和に善がもたらされるという資本主義の勢力がある。それに挑戦したのが、ソビエト(会議体)に全権力を集中させ、生産手段を管理することによって人々に幸福を実現するという共産主義だった。そしてこの両方に対し、資本も市場も生産手段も、人々の要望と自然との調和に従属すべきであるというイデオロギーが挑戦した。このシステムは一般に、非難の意をこめて国家社会主義(ナチズム)とかファシズムと呼ばれている。人によっては、シオニズムという言葉も当てはまるだろう。

語られていない真実であるが、現在進行中の大規模な信用破綻は、実は、遠い昔から予期されていた資本主義とその市場勢力の崩壊である。その証拠がゼロに近い金利水準である(利率や割引率なくして資本主義はありえないことがヒント)。政府資金を直接注入して人工的に投資指標を良くみせるのを、金融ボルシェビキ主義(暴力主義)と言い、これは特に米国とイギリスで発達している。どれほどひどい法律違反をして資金を注入し、企業を救済したり経済指標を支えてきたかが(資本主義破綻の)決定的な証拠になっている。

テレビのおしゃべりでは、これはいつもの景気の循環に過ぎないと、法律破りの金融操作をもっともらしく必死に説明している、とモントリオール市場の情報筋が言う。彼は我々の金融アドバイザーであるが、夜勤の駐車場係をしている。「少しは働かないと身体がなまるからね」と言う。過去70年の戦争とグローバル市場を丸ごと正当化する人にとっては、現代アングロサクソン株式市場資本主義が管理する市場が崩壊するはずがないのだと、彼は言う。えーっ、キャー! ではどうしたら良いのだ? 誰かまともな経済理論を持っていないのか?

運よく、偉大なウィ・リングがやって来た。モーゲン・ディルド(皮切りチン)を監視する任務を負った秘密諜報員であり、「アトランタ白人(特に赤ら顔の白人)貧困化センター」の最高責任者をしている変な中国人だ。人権マニアを利用して米国転覆を隠匿するモーゲン・ディルドに意気消沈していた偉大なウィ・リングは、経済のことを聞こうとしてモントリオールにやってきたのだ。彼は、近々行われる日本の選挙の話を仕入れてきた。


★勝利の望み★

資本主義は必死だ。それを見破られる前に、競合する経済理論を破壊したがっている、とウィ・リングは含み笑いを浮かべて話す。笑っているが、何を考えているのか分からない。そして、ウォール街とロンドン・シティのモロク陣営は怯えている(マネー教の神、モロクについては『地球を滅ぼす人類最後の宗教、マネー』を読んでいただきたい)と言う。どうやら、日本にまともな経済モデルが存在することに、突然気付いたようである。ゼロ水準の国債金利、ロビイストの買収から隔離された政府省庁、農家を支援して食べ物の品質を守るといった成功要因は、今、「変わらないといけない」ものとして破綻したモロク軍団の攻撃目標となっている。国民の良い生活のためには国の借金は良くないという発想は、もがき苦しんでいるモロク軍団にとって脅威である、と変な中国人のウィ・リングはにたりと笑う。モロクの寄生虫たちは、日本の債務の金利を高く維持することが日本の「信頼性」を改善すると提案している。彼らが本当に何を言いたいのかというと、基軸通貨としての米ドルが消滅するので、必死に代わりの通貨を探しているのだ。第二次世界大戦以来、彼らはアメリカを漁り尽くしてきたきたが、それと同じように搾取できる国を見つけようとしているのだ、と高笑いしながらウィ・リングは吠える。いったい彼はどこでこんな情報を仕入れてきたのだろうか?

★遅刻してきたロコ・ロラ(8月3日追加)★

この女にはもう我慢の限界だ。気まぐれにあちこち出歩いていたから定刻に来れなかっただと? 私は精一杯に威厳を保った声でロコに言い聞かせた。ロコは身体を半分あっちに向け、何とも言えない肩越しのスマイルで、何か「ケ」で始まり「穴」で終わる言葉のように聞こえるものを発した。このブログを準備する私の責任に対して微塵も敬意を払おうとしない。

ロコは私の机に椅子を移動して私のすぐそばに座った。開いていた窓から入ってきたそよ風で、ロコのウェイブした長い髪が数本、私の顔にかかった。ロコの雰囲気からして、深いトランスに入って1555年のバチカンで初の女イエズス会士になったカスティリアの女王フアナにチャネリングしていたに違いないと思ったが、「違うわよ。最初の男イエズス会士、ブラザーのザビエルと話してたのよ」と否定した。
「アメリカ政治について話してたのよ。今年の12月までに女の大統領が誕生するって知ってた?」とロコは続ける。「黒ゴマは違法でしょ、だって米国籍を持ってないから。そしたらジョー・バイデン(副大統領)は大統領職をパスするでしょ。そしたら誰が残る?」
ロコは陰謀の深層を知る者だけに許された笑みを浮かべた。私は、口に絡み付いていたロコの髪を振り払いながらよろめいて立ち上がると、思わず「ケ」で始まり「穴」で終わる言葉とともに「ここから出て行け!」と叫んでいた。
隣の部屋にいたロコのメイン愛人、カザバジュアのウィラードが「奴に出て行ってもらえ、クソ!」と叫んでいた。

広い宇宙の中で人生には様々な試練が降りかかってくるものである。特にロコ・ロラに関わっていると。

8月のブログが彼女のせいで遅れたことをお詫びする。

By R.D.Willing
※投稿日時は原文ブログと同じ日時で表示しています。